今日は父のお見舞いに、母と病院に行きました。
12月28日、出掛けた先で気分が悪くなり、交番に保護。そこでけいれんを起こして病院に搬送され、そのまま入院になってしまったのです。
幸い一昨年患った脳塞栓の再発ではなかったのですが、前回30日に面会に行ったときには、再発とほぼ変わらないような状態だったので、とても心配だったのです。
温厚な父が、看護師さんに「俺はもう家に帰るんだよ、バカ野郎!」ってどなったり、よくわからないことを繰り返し繰り返し喋ったり。
ひょっとしたら再発以上に厄介なことになるのではないか…ととても暗い気持ちで病院に向かいました。
お昼ちょっと過ぎに病院に到着。
父はお昼ご飯を食べ終わるところでした。
同室の他の患者さんもご飯中でしたので、廊下から父が食べる様子を見ていました。
ちゃんと左手でお皿を持って食べていて一安心。
そして食べ終わると、廊下から覗いている私たちを見つけて手招きしてくれました。
30日とは別人のように穏やかな父。もうほぼ普段と同じです。
母が家から持ってきた年賀状を嬉しそうに見て、「これは最初の職場の同僚で…」などと話してくれました。
「ああ、こいつには年賀状出してないな。机の上に何枚か残ってるはずだから出しておいてよ」って言われたり。そんな細かい記憶もちゃんとしてきたことに、胸を撫で下ろしました。
頭の中のことですから、どのくらいよくなって来ているのかは会話をしてみないとわかりません。
だから会話も緊張します。また訳のわからないことを言い出したらどうしよう、って常に不安があります。
前回の入院のときは、父の頭の中では私に子どもが2人居て4人家族になってしまっていて、「下の女の子はどうしてる?」って聞かれましたから…。
でも今日の父は随分調子がいいようでした。
ベッド脇にあるテレビは見たくないけどラジオが聞きたいな〜とか、楽しく会話出来ました。
あとは歩行がしっかりしてくれたら安心です。
「明日は面会に来られないけどいい?」と母が聞いたら「いいよいいよ、ゆっくり休んでよ」と気遣う父。元通りです。
晴れ晴れとした気持ちで病院を出ました。
いっぱい食べてゆっくり休んで、早く退院できるといいなあ。
2009年01月02日
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